インテリアコーディネーターとしての活動
インテリアコーディネーターとして仕事をしていくときには、さまざまな知識やスキルが要求されます。
まず最も重要なのが住宅設備の基本的な知識や構造といったものですが、それに加えて建築方式(木造・鉄筋・RC構造など)の特性についてや、家具やインテリアなどに使われている材質(木材・プラスチック・ガラス・レンガなど)の性質についても詳しく知っておかなければいけません。
他にも住宅や家具類を販売するときに関わる法律についてもしっかり知っておかなくてはいけませんし、消防法や安全関連の法律についても基本的な部分はしっかりと抑えておかなくてはいけません。
そうした幅広い知識に加えてさらに重要になるのが、実際に販売をするときにクライアントと接する対話力です。
インテリアコーディネーターとして仕事をしていくときには、まず最初に顧客となる人としっかりと話をしてそこからどういった設備や空間を提案するかを考えていかなくてはいけません。
このときにどれくらい相手の要望をうまく聞き出し、そこに対して適切な提案ができるかといったことが仕事を多く受けることができるかの分かれ目になってきます。
インテリアコーディネーターが女性に向いている理由
インテリアコーディネーター資格試験の合格者のうち約8割は女性というデータがあるように、女性が活躍しやすい職業の一つとなっています。
男性のインテリアコーディネーターももちろん多くの現場で見ることはできますが、ほとんどの住宅メーカーや建築事務所ではインテリアコーディネーターとして採用しているのは女性の方です。
なぜこんなにも女性が多いかという理由ですが、その最も大きな要素となっているのは実際に家造りに対して強いこだわりを持っているのは男性よりも女性が多いということがあります。
特に子育てを経験した主婦の方などがそうなのですが、それまではあまり意識していなかった住環境でも、子供の世話や高齢者の介護を経験することにより「もう少しこの部分がこうなっていたら」ということに数多く気付いたりします。
これまでは建築の現場はどちらかといえば男性が多く、男性目線での建築やレイアウトが多くの環境で見られていたのですが、そこにより内部を使用する人の目線で考えることができる女性の力がここ最近急激に必要とされてきているのです。
また色彩のセンスやアート、観葉植物の配置などについても女性らしい感性は大変重宝するもので、そうしたちょっとした気配りができるということもインテリアコーディネーターにとっては重要なスキルになって生きてきます。
シビアに仕事をしていく気持ちも重要
ですがそうした細やかな気遣いが必要となる一方で、仕事としてきっちりとシビアに対応していくこともまたインテリアコーディネーターにおいては重要です。
住宅メーカーなどで担当になった場合などには、お客様からの要望に答えつつもしっかりとそれに見合った見積を出していかなくてはいけません。
また店舗のレイアウトを考えるような場合などには、事前にしっかりと市場調査を行い、そこからどういった場所にどのくらいの設備で建物を作っていくかといったことも考えていかなくてはいけません。
本業のレイアウトに関しても、見た目にがキレイというだけでなく安全面への配慮や法律の順守といった厳しさも求められてきます。