インテリアコーディネーターと接客能力
インテリアコーディネーターの仕事においては、常に顧客に対面をしてそこから要望を聞き出すという作業が必要になります。
そのため未経験でインテリアコーディネーターとなるよりも、それ以前に何らかの形でそうした業務に携わっていたという人の方がスムースに業務に慣れていくことができます。
実際インテリアコーディネーターとして仕事をしている人のほとんどが、以前は別の業務を経験してきて転職や再就職としてその仕事を選んだというふうになっています。
インテリアコーディネーターの求人をいくつか見てみても、「営業経験者優遇」といったように前職までに同様の仕事を経験したことがある人が求められていることがわかります。
もしこれからインテリアコーディネーターを目指したいということであれば、まずはそうした営業職や接客業に一度携わってみるということがおすすめになります。
前職でそうした仕事をしたということであればアルバイトなどの経験でも十分に生かせるので、現在学生や子育て中という人はインテリアコーディネーターとしての勉強をしつつ、そうした接客のアルバイトをしてみるというのもよい方法でしょう。
わがままを提案に変える技術
接客業は傍目から見るとそう難しいことをしているように見えないかもしれませんが、実際に勤務をしてみるとその大変さはよくわかります。
接客業の代表的な仕事は飲食店ですが、そうした不特定多数の人が訪れる職場においては訪れる人の希望するサービスもさまざまで、中には理不尽とも言えるようなクレームをつけてくるような人も多くいます。
悪質なクレーマーはともかく、ごく常識的な振る舞いをするお客さんだけを相手にする場合であってもかなりその業務内容は大変なものです。
自分ではよかれと思ってやっているようなことであっても、お客さんによってはそうした対応方法では不十分と感じていたり、サービスすべきポイントがずれてしまっていたりということはよくあります。
「自分は普段からたくさんの人と話をしているので、別に接客業なんて経験しなくてもだいたいわかっている」というように考える人もいますが、実際に自分がスタッフとなってみるとびっくりするほど難しいことがわかるので、ぜひ一度何かしらの経験をしておくことをおすすめします。
接客に慣れることが長く続けるコツ
インテリアコーディネーターとしての仕事では、実際のインテリアについての知識が一番で接客術は二番目、三番目に大事なことというふうに思うかもしれません。
おそらく未経験から資格を習得してインテリアコーディネーターを目指すような人などは特にそう思っていることでしょう。
ですが実際に勤務をしてみると、案外インテリアについての知識がいくらあっても接客術がうまくいかないためにその能力の半分も活かすことができないというようなこともよくあります。
住宅を購入するということは、一生に一度あるかどうかというほどの大きな買い物です。
それだけに訪れるお客さんもかなり慎重であり、わがままともとれる要望をい多くもっていたりします。
そうした要望を受けつつ、どのように妥協点を提案していくかというような技術もインテリアコーディネーターとしては重要な仕事になります。