資格合格者の約8割が女性です
インテリアコーディネーターという仕事では、女性の活躍がめざましく第一線で働く人材のほとんどは女性スタッフです。
これは、インテリアコーディネーター資格試験の合格者の約8割が女性であることからも十分に推測がつきます。
一般的な傾向ですが、自分が住む住宅におけるインテリアや内装については男性よりも女性の方が強いこだわりをもっていることが多く、また主婦になると家の中の家事のほとんどを女性が担当しています。
そのため「こんな住宅に住みたい」という希望を持つ人も女性の方が男性よりも多い傾向にあり、それがインテリアコーディネーターという仕事に就く女性人口を増やす理由にもなっています。
新築住宅を専門に扱うような業社においても、実際にどのような内装や設備にするかという打ち合わせには夫婦のうち妻の方が熱心に話に来るということもよくあるので、その相談相手や要望を聞き出す役目として女性スタッフは大変重宝されます。
女性らしい感性が生かせる仕事
インテリアコーディネーターでは、室内の内装やレイアウトを決めることが仕事となるため、かなり女性らしい感性が大切になります。
同じ室内であってもちょっとしたアート作品があったり、観葉植物、間接照明があるとそれだけで室内の雰囲気が和んだりするものですが、そんな少しの気遣いができるかということがインテリアコーディネーターとしての資質やスキルとして表れます。
特に子育てを経験した女性などの場合には、子供と一緒に過ごす室内の様子について安全面や使い勝手にかなり細かく気づくようになっていることが多いため、同じような立場の女性に対して適切なアドバイスをしたり設計上注意しておきたい点といったことを提案することができたりします。
子育てや介護の経験がそのまま業務としてのアイディアに生かせるということで、結婚前から育休をはさみ職場復帰をするといった流れが自然にできやすいというのも大きなポイントになります。
インテリアコーディネーターを目指す道
インテリアコーディネーターとして勤務をする人は、必ずしも最初からインテリアの仕事から出身しているとは限りません。
新卒時には一般の事務職や他のサービス業であったけれども、結婚や出産のために一時的に退職し、再び就職を考えたときにこのインテリアコーディネーターという仕事に興味をもったというようなケースもたくさんあります。
企業側も即戦力としていきなり第一線で活躍するインテリアコーディネーターを募集するということはそれほどなく、まずはアシスタントとしてインテリアのコーディネートをする仕事の手伝いから始める求人を多く募集していたりします。
そうしたアシスタントとして仕事をしていくのもいいですし、そこから自分なりに実績を伸ばしてより主体的に働ける転職や独立を視野に入れることもできます。
ライフスタイルに合わせた多様な働き方を選べるということも、女性インテリアコーディネーターが多い理由の一つと言えるでしょう。